2014年09月16日

親愛なるプーチン大統領殿とロシア国民の皆様


http://dearputin.com/ja/

親愛なるプーチン大統領殿とロシア国民の皆様




私達の国の政府とメディアの行いについて、あなたにお詫びを申し上げます。

アメリカの主導の下、西欧諸国は、
どうやらロシアと戦争を始めることに決めたようです。
分別ある人間ならば、このような戦争が悲惨な結末をもたらすことに気付き、
それを避けるために出来るだけの事をするでしょう。
実は、あなたが行っていることこそ、
これに他ならないように思われます。
絶え間なく沸き起こる嘘と挑発をものともせず、
あなたは何とかロシアが核戦争に引き込まれないよう手を尽くしてこられました。(後掲出所:1, 2)

ウクライナにおける戦争での出来事は、
あなたを侵略者として描くよう、捻じ曲げられて報道されていますが、
明らかにそうではないことを、
事実は示しています。
ネオナチどもは毎日のように、
ノヴォロシアの市民たちに対して非道な行為を行っていますが、
この人達に政治的・財政的支援をしているのは、西欧各国政府なのです。
ウクライナ軍は、ロシアの検問所や街を攻撃し、
国外に逃れようとする難民たちを絶えず爆撃しています。
ロシアはマレーシア航空MH17便を撃墜したと非難されていますが、
証拠からはむしろ、この航空機がウクライナ軍によって撃墜されたことが窺われます。
あなたはルハーンシクの人々に対して人道的救援物資を提供しましたが、
ウクライナに武器をこっそり運び込んだと言って非難されています。3

どうしてあなたはこのように嘘と挑発の的とされるのでしょう?
西欧諸国のサイコパスの罪人達は、
自国をロシアとの戦争に駆り立てています。
というのも彼等は、外敵が必要だからです。
「ロシア攻撃」に人々が気を取られている間は、
皆、アメリカの経済・社会システムの衰退が本当は誰の責任なのか気づかぬままだからです。
ヨーロッパでは、傲慢かつ貪欲な思惑によって口火を切られた残忍な戦争の歴史の元、
リーダーは完全な道義崩壊を受け未熟にもアメリカの政策である国家侵略に加担しました。
アメリカの最後の偉大な大統領であったジョン・F・ケネディーは、
1961年に、私達の共通の敵について、こう述べています:

世界中で私たちは、一枚岩の、
冷酷な陰謀と対峙している。
この陰謀は隠然たる方法に頼りつつ、
影響範囲を広げているのだ。
すなわち、侵略の代わりに潜入、
選挙の代わりに転覆、
自由な選択の代わりに脅迫、
白日戦の代わりにゲリラの夜襲という方法である。

これは、膨大な数の人間と物的資源を強固かつ、
高度に効率的なマシンの建造に徴用するシステムである。
このマシンが、軍事的、外交的、諜報的、経済的、科学的、政治的な作戦を互いに結び付けるのだ。。。
これは秘密裏に準備され、公表されることはない。
これが犯す過ちは闇に葬られ、報じられることはない。
これに反対する者は口を封じられ、賞賛されることはない。
支出は疑われず、噂は出版されず、秘密は暴かれない。


この頃以降、アメリカおよび西欧諸国の政府は
この「冷酷な陰謀」によって洗脳されてきました。
単一政府として統合されていなくても、
これら諸国の指導者たちは一様に、
正常な人間的良心の呵責なしに考え、
行動できると思われます。
だからこそ、彼等は喜んで、何百万、
いや何十億という人々の命を犠牲にするのです。
彼等はイスラエルに兵器を供給し、
それらはパレスチナ人の大量殺戮に使われています。
彼等は米ミズーリ州のファーガソンのような地域の警官隊を軍隊化し、
自分たちが人々に対して持つ権力を守り、強化しようとするのです。
彼等は戦争を始めるために嘘をつき、
この戦争で政治権力を強化する為に、何百万という人々の命が奪われるのです。
何と卑劣な人々でしょう。5, 6

JFK同様に軍隊経験があるあなたは、
ロシア国民を守り、人々に奉仕するという義務感を抱いています。
JFKのように、どうやらあなたは、
核戦争の狂気を悟り、
平和へと方向を変えたように思われます。7

あなたはアメリカ帝国を支持することを拒絶し、直接的な武力紛争を行うことなしに、その権力を弱体化させようと務めています。
その代わりにロシアは、BRICSのような組織によって、多くの国々と緊密な関係を発展させ、過去の借款を免除して、これらのパートナーたちと、それぞれの国民の利益に資する目標をかなえようと取り組んでいます。
国際的な協調という考え方は、
多極的アプローチと呼ばれてきたもので、
アメリカによる、単極的・帝国主義的政策とは正反対のものです。
アメリカでは、あらゆる国々の資源が、
権力ある少数者を利するようコントロールされているのです。
犠牲にされているのは、私たち人民なのです。

私たちは、
私達の「指導者達」が体現しているような、拝金主義や憎しみ、権勢欲を拒絶します。
私たちは、
自由や自衛の名の下に、多くの無辜の人々が殺されている事実に憤りと恐怖を覚えます。
私たちは、
全ての人々のために平和と正義を願います。
私達が欲しいのは真の、恒久的平和、
かつてJFKが語ったような平和です:

私達が追求するのはどのような平和だろうか?
アメリカが兵器による戦争で押し付けるパックス・アメリカーナではない。
墓場に訪れる平和や、
奴隷に対しての安全ではない。
私が意味しているのは真の平和だ。
地球上の生命が生きる価値を見出せるような平和、人々や諸国が子供たちのより良い人生のために、成長し、願い、築いていくことのできるような平和である。
単にアメリカ人のためだけでなく、
全ての男女のための平和。
私達の時代だけでなく、
永遠と続く平和だ。


真の平和と正義は、「冷酷な陰謀」が陰からアメリカ、その他の諸国を支配している限り、実現不可能です。
私達が互いに努力することで、
私たちを奴隷にしようとする、権力に飢えた冷酷な罪人達を打ち倒せるであろうと祈ります。
そんな人々の世の中ではなくて、
私たちは地球上の生命が生きる価値を見出せるような真の平和を育めるよう祈ります。

敬具,

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Posted by 春 ヲ 呼 プ at 16:16│Comments(2)Путинさん
この記事へのコメント
 アメリカが軍事力で一番恐れている国は日本である。日本の核武装に一番反対するのもアメリカと推測する。

 日本に武器を作らせず売らせず、全てアメリカの言い値で武器を買わせる。この公図が崩れるとアメリカの軍事産業が崩壊し車産業と同じになる。
日本が武器を作れば世界一の武器が作れる。軍事力のトヨタとなる。

 防衛省は2021年までに、潜水艦を現在の16隻から22隻に増加することを検討中だ。防衛省の幹部は、「潜水艦は人工衛星では探知できない海の忍者だ。
これを22隻に増やせば、抑止効果は大きい」と語った。
 そうりゅう型潜水艦は世界最強であり、オーストラリアも喉から手が出るほど欲している。

 2014年「富士総合火力演習」で今年も10式戦車の下がりながらのスラローム砲撃を見ましたが、これも現時点では世界最強である。

  日本は、将来の国産戦闘機「F-3」の試作機となる「先進技術実証機“ATD-X”(心神 =しんしん)」の初飛行を、 今年中に行う計画を進めている。
心神の性能は小型で航続距離が長いなど世界最強のステルス戦闘機になる可能性がある。

 日本とロシアで『安全保障条約』を締結をすることはアメリカが一番反対するはずである。

 日本がロシアと〈シベリア共同開発〉することは日ソにとって有益である。
プーチンの来日でどの様な道筋となるか刮目するところです。
Posted by 『一期一会』『一期一会』 at 2014年09月21日 13:29
どうも ご無沙汰様です。コメントありがとうございます。
日本はF35もオスプレイも購入するぐらいですから米国のゆうことには従っていくと思います。
 米国の体力、経済力が低下しているため、米国だけでは世界の警察として全世界をカバーできなくなったようです。その対策としてのオフショワバランシングの一翼をになうため、集団的自衛権行使を閣議決定したのだと思います。
 日本の海外情勢の報道ソースは米国経由のものですので、内容に偏りがあると思います。マレーシア航空機事件も真相が伝わってきませんね。どうもBRICS諸国の方が正しいように感じます。オバマさんとプーチンさんが仲良くしてくれればいいと思います。
 それと、平和ボケかもしれませんが、武器は作らない、輸出しない、が被ばく国日本にふさわしいと思います。
Posted by 春 ヲ 呼 プ春 ヲ 呼 プ at 2014年09月22日 14:42
 
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